2023-09-27
8月25日(金)から9月15日(金)までの4回にわたり、椙山女学園大学星が丘キャンパスにおいて千種生涯学習センターとの共催講座、世界の文化と食を学ぼう!~「イタリア」「ブルキナファソ」編~を開催。この講座は「世界の文化と食」をテーマに、取り上げた国の文化と食についての講義の後、その国の料理を作るという、講義と調理実習を合わせたユニークなスタイルです。コロナ禍により2020年から中止となっていましたが、4回目を迎えた今年度は「イタリア」「ブルキナファソ(西アフリカ)」編として4年ぶりの実施となりました。
イタリア編の講義では、雨宮勇本学名誉教授がイタリアの食文化に焦点をあてながら、日本との比較を説明しました。イタリア編の調理実習では、生活科学部の加賀谷みえ子教授の指導のもと、「イタリアンミートソースのパスタ」、ローマ周辺で食べられている「かき卵とパルミジャーノチーズスープ」、アンチョビやブラックオリーブを使用した「イタリア風サラダ」、「パンナコッタのフルーツ添え」の4品を調理しました。
続くブルキナファソ編の講義では、宇土泰寛同名誉教授が自身のブルキナファソとの交流活動をもとに、歴史や最新の政治状況を紹介しました。ブルキナファソ編の調理実習では、アフリカ納豆を使った混ぜご飯の「スンバラ飯」、アフリカが原産地のオクラを使用した「ゴンボ(オクラ)スープ」、クスクス、ヨーグルト、牛乳などを使用して作るデザート「テゲ」の3品を調理しました。受講者はそれぞれの国の料理を調理し、食を楽しみました。