2022-02-16
2月9日(水)、椙山女学園大学生活科学部管理栄養学科の学生が、附属小学校6年生を対象に、学生が考案したメニューのバイキング給食を用いて栄養指導をする「栄養バイキング給食」を行いました。
この取り組みは、管理栄養士を目指す管理栄養学科の学生と小学校の給食を提供する株式会社メーキューが連携し、小学生にバランスのよい食事を選択することの大切さを、楽しくおいしく学んでもらうことを目的に実施しており、今年で4回目となります。
今年度もコロナ禍のため、給食業者スタッフが配膳を担当し、食器はすべて使い捨てにする、手指消毒はもちろんのこと、隣との間隔をあけて着席し、全員が前向きで黙食をするなどの感染対策をとった上で実施しました。
バイキングに並ぶ主食2品、主菜2品、副菜2品、汁物2品は、管理栄養学科の栄養教育論研究室の学生が過去に考案した中で児童に好評だったメニュー。主食・主菜・副菜・汁物から各1品選ぶと、どの組み合わせでも学校給食摂取基準のエネルギー量である570kcalに近い値となる工夫がされています。
まず、学生が児童にむけて、「バランスの良い食事」について媒体を使って栄養教育を行い、「成長期の皆にとってバランスのよい食事はとても重要。日頃から意識してほしい」と呼びかけました。その上で児童たちは、主食・主菜・副菜の置く場所が一目で分かる学生オリジナルの「ランチョンマット」を使いながら、手際よくバランスのよい組み合わせを選んでいました。
最後にはサプライズでデザートのプレゼントもあり、児童たちは大喜び!「いつもの給食とは違った雰囲気で楽しかった!」「栄養について楽しく学べました」「どのメニューもおいしかった!」などの声が上がり、卒業を控えた6年生にとって楽しい思い出となるとともに、この春、社会人となる学生にとっても栄養指導の自信をつける貴重な機会となったようです。