椙山女学園大学 食育推進センター

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2021-12-03

本物の味を頭と舌で感じる「だし」の授業

11月22日(月)・29日(月)、椙山女学園高等学校にて、高校3年生の選択科目「食物」履修者約120名を対象に、食育講座「だしを学ぶ」授業を行いました。
椙山女学園高等学校では調理実習をする際、和食献立の場合には天然のだしを使うことを基本とし、本物の味に触れる機会を設けています。今回は、創業160年を越える老舗のかつお節関連製品メーカーである有限会社節辰商店の安達秀子工場長を講師に迎え、だしの魅力について学ぶことを目的に開催しました。
講師による授業に先立ち、まず、昆布と鰹削り節でだしをとり、そのだしを使って、だし巻き卵と雑煮作りを行いました。だし巻き卵は生徒それぞれの家庭の味を再現して作り、試食では他の生徒のだし巻き卵と交換して、味の違いを楽しみました。雑煮は、天然のだしに含まれる第5の味覚である「うま味」を頭と舌で感じながら、おいしくいただき、だしがらを味付けして作ったつくだ煮もペロリと完食しました。
続いて、講師から、おいしいだしをとる際の水と鰹削り節の最適な量や、むろあじ節や煮干しなど、だしの種類ごとに味が違うことを学びました。また、かつおを節にした「鰹節」を削る体験もでき、まさに本物に触れる貴重な機会となりました。
次の調理実習は「お節料理」です。コロナ禍で調理実習の実施が限られるなかではありますが、この「食物」の授業においては、本物の味を舌で感じ、覚えてもらえる機会を大切にしていきます。

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