2021-10-27
9月13日(月)・14日(火)、椙山女学園高等学校にて、高校3年生の選択科目「食物」履修者約120名を対象に、徳島県名古屋事務所による「スダチ」の特別授業を行いました。
これまで椙山女学園大学附属幼稚園や同附属小学校において、徳島県名古屋事務所による「なると金時」や「菌床しいたけ」の特別授業を実施してきましたが、高等学校で「スダチ」を学ぶ授業は今回が初めてとなります。
まず、徳島県名古屋事務所長から、徳島県は「スダチ」が生産量全国1位、「ユズ」が全国2位、「ユコウ」が全国1位の「香酸カンキツ王国」であることやスダチの歴史や生産地、効用の他、産地振興として行っているハウス栽培や貯蔵技術の開発、様々な販売戦略について学びました。
その後、生徒らは、提供いただいたスダチを使って、自宅で名古屋飯とスダチを組み合わせた料理の考案とスダチを広めるための方法を検討し、レポートを提出しました。みそかつや天むす、小倉トーストにスダチを組み合わせた生徒の感想は好評で、「初めてスダチを味わい、新たな味と料理を発見することができた」「いろいろな料理に合わせてスダチの良さをもっと知りたい」と、新たな食材との出会いを楽しんだようです。