椙山女学園大学 食育推進センター

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2021-01-25

名古屋で創業300余年の老舗仕出し料理店「八百彦本店」による食育授業「和食のすすめ」

 1月18日(月)・19日(火)、椙山女学園高等学校にて、高校3年生の選択科目「食物」履修者約140名を対象に、名古屋の老舗仕出し料理店「八百彦本店」による和食の特別授業を行いました。
 選択科目「食物」では、例年、おせち調理や魚の三枚おろし、出汁の取り方・飲み比べなどの調理実習を7~8回行っていますが、今年度はコロナ禍のため1回だけしか実施することができず、マスクやランチョンマットを作るなど工夫して授業を行ってきました。しかし、和食に力を入れている本校らしい取り組みを何か一つでも実施したいとの想いから仕出し弁当を味わう授業を企画しました。
 授業のテーマは「和食のすすめ」。最初に、「八百彦本店」取締役本部長である戸田氏から、創業300余年となるお店の歴史や毎朝必ずかつおぶしを削って出汁をとるこだわり、地産地消を意識した食材選び、徹底した衛生管理などについての説明がありました。
 講義が終わると、お待ちかねの仕出し弁当の実食です。今回ご用意いただいたお弁当は、今日のために考えられた特別なもの。尾張地区の伝統野菜である宮重大根や八丁味噌を使った茄子のしぎ焼き、刺身や天ぷら、しめさばなどがふんだんに詰められていました。コロナ禍のため、友達とその美味しさを伝えながら食べることはできませんでしたが、生徒らはひとつひとつの料理を、目と舌でゆっくり味わいながら、思わず笑みを浮かべる姿が印象的でした。
 生徒からは「和食を食べる機会が減っていたが、今日食べてみたらとてもおいしく感動した」「苦手な食材もあったが、とてもおいしく調理されていて驚いた」などの声が上がり、300年の歴史があるからこそ作りだせるその味に、和食の素晴らしさを実感したようです。

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