椙山女学園大学 食育推進センター

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2020-12-08

~異分野から料理人の道へ~賛否両論 名古屋料理長による「キャリア授業」

1127日(金)、椙山女学園大学附属小学校において、6年生を対象に、日本料理 賛否両論 名古屋料理長の丹下陽介氏による「キャリア教育」を行いました。6年生は昨年、丹下氏による「味噌汁づくり」の授業を受けており、今回は、もうすぐ中学生になる児童たちが、和食料理人のプロである丹下氏からこれからの人生を生きるヒントを学ぶことを目的として、今年初めて実施したものです。

テーマは「挑戦・感謝・たまご焼き」。丹下氏は、まず、小学2年生から料理が好きだったことや中学・高校で絵やデザインを学びながらも、その分野とは関連のない株式会社ユニクロで10年間働いていたことを紹介しました。転機となったのは、体調を崩し、幼い頃から好きだった料理で元気を取り戻したことから、27歳で料理人を目指した第2の人生についてもお話がありました。そのなかで、最初に修行した和食料理店の師匠との約束が「必ず毎日たまご焼きを巻くこと」であったため、2年間一日も休むことなく巻き続け、今や自身の一番の得意料理となった「たまご焼き」について触れ、児童らに「たまご焼き」の実演と試食のプレゼントがありました。目の前で焼かれるたまご10個分の大きなたまご焼きを見ながら、その華麗な手さばきに、児童たちは一回一回歓声を上げ、完成すると大きな拍手を送っていました。最後に、丹下氏は「挑戦には回数制限も年齢制限もない。感謝とは、過去に学んだことを次に生かすこと。感謝を忘れず挑戦をしながら、僕が毎日巻き続けた卵焼きのように、何でもよいので毎日同じことを繰り返して続けてほしい」と呼びかけました。児童たちからは、「たまご焼きの味もお話も感動した」との感想が上がり、その道のプロである丹下氏の教えを学んだ今日の授業は、たまご焼きの味とともに忘れられない思い出となったようです。

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