椙山女学園大学 食育推進センター

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2013-07-10

第27回椙山フォーラム「大規模災害への食の備え」を開催しました。

 6月15日(土)、第27回椙山フォーラム「大規模災害への食の備え」を開催し、205名の方々にご参加いただきました。

 はじめに、宮城県栄養士会前副会長の佐々木留美子氏は、東日本大震災の宮城県の被災状況を伝えるとともに、避難所の食料調達支援、栄養調査など宮城県栄養士会の活動についてお話しされました。調査によりエネルギー不足、体重減少、要介護者の増加など、長期化する避難所生活の問題点が浮かびあがり、「食」は単に栄養を摂るだけではなく、「命を繋ぐもの」「次に向かう糧」であると説かれました。

 愛知県栄養士会理事の広瀬輝美氏は、常備すべき食材や非常時の調理方法を、レシピを交えて紹介されました。また、ライフラインが途絶えた場合に備える備蓄品についてもわかりやすく解説されました。

 愛知県心身障害者コロニー運用部給食課主査の山﨑茂子氏は、東日本大震災のあと、愛知県が国の要請を受け、岩手県釜石保健所へ保健所管理栄養士を派遣した時の活動の様子を紹介されました。また、地域で栄養士が取り組んだ「災害時にも使えるレシピ集」の作成について話されました。

 愛知県津島保健所健康支援課課長補佐の山村浩二氏は、日本栄養士会JDA-DAT(災害支援チーム)の活動について紹介されました。東日本大震災以降、全国からのべ1,500名の栄養士・管理栄養士がボランティアとして被災地に派遣され、訪問支援等を行ったとのことが報告されました。今後、自助・共助の意識付けをどう行っていくかが課題としてあげられました。

 今後も、食育推進センターでは、食育をテーマとした講演会等を行う予定ですので、皆様ぜひご参加ください。

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