2019-05-06
本学の学食施設である「学生食堂」「CAFETERIA F.19」「シーザースカフェ」は、「健康な食事・食環境」認証制度の認証を受け、椙山女学園食育推進センターが以前から行っている取り組みが全国レベルで認められました。
「健康な食事・食環境」認証制度とは、外食などでも健康に資する食事が選択しやすい環境を整えるとともに、適切な食事を選択するための情報提供を行っている飲食店などを認証し、「健康寿命の延伸」の実現を図ることを目的とする制度です。「主食、主菜、副菜がそろっている」「エネルギー量450~650kcal」「野菜量は140g以上」「食塩相当量3.0g未満」などの基準を満たしている「スマートミール」を継続的に、健康的な空間で提供している店舗を、日本栄養改善学会、日本公衆衛生学会など複数の学協会からなる「健康な食事・食環境」コンソーシアムが認証しています。
本学では、平成23年度から、食育推進センターの椙大キャンパスプロジェクトとして、各食堂業者と協働し、主食・主菜・副菜が揃っていて、椙大生の1日に必要なエネルギーと栄養素の1/3程度が含まれている、スマートミールの基準とほぼ同じである「ヘルシーメニュー」の提供やランチルームの各メニューに食事バランスガイド・栄養成分を表示したメニューカードの掲示、食事バランスガイドに関するポスターや栄養に関する卓上メモを学食に設置しており、これらの食育に関する活動が、この度の認証につながりました。
認定を受けるための基準として、7つの必須項目と17つのオプション項目があり、必須項目を満たしていると星1つ、さらにオプション項目の数が5個以上で星2つ、10個以上で星3つの飲食店として認証となりますが、「学生食堂」と「CAFETERIA F.19」は星二つ、「シーザースカフェ」は星一つの飲食店として認証されました。スマートミールと認定をうけた本学の「ヘルシーメニュー」は常時各学食で提供しています。